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y_uti のブログ

統計、機械学習、自然言語処理などに興味を持つエンジニアの技術ブログです

Hack のバイトコード命令を確認する

Hack のプログラムがどのようなバイトコードコンパイルされるのか、以下の手順で確認できます。

サンプルとして hello.hh を作成します。

$ cat hello.hh
<?hh
echo "Hello, world!\n";

hhvm に --hphp オプションを指定すると、HipHop コンパイラとして動作します。他のオプションや引数を何も与えなければ usage が表示されます。

$ hhvm --hphp
HipHop Compiler for PHP Usage:

        hphp <options> <inputs>

Options:
  --help                         display this message
  --version                      display version number
  -t [ --target ] arg (=run)     lint | analyze | php | hhbc | filecache | run
                                 (default)
...

Usage に表示されているように、-t オプションの指定によってコンパイラのターゲットを変更できます。試したところでは、バイトコードコンパイラとして動かすには -t hhbc を指定すればよさそうです。デフォルトではバイナリファイルとして出力されるのですが、-f text オプションを指定すると、バイトコード命令列をテキストファイルで出力してくれます。また、-o output オプションを指定すると、コンパイルによって生成されるファイル群が output/ ディレクトリ以下に出力されます。-o オプションを指定しないと /tmp の下に出力されるようです。これらをまとめると、以下のように実行すればよいことになります。

$ hhvm --hphp -t hhbc -f text -o output hello.hh
running hphp...
parsing inputs...
analyzeProgram...
analyzeProgram took 0'00" (61859 us) wall time
parsing inputs took 0'00" (64336 us) wall time
pre-optimizing...
pre-optimizing took 0'00" (160237 us) wall time
analyze includes...
analyze includes took 0'00" (162 us) wall time
inferring types...
inferring types took 0'00" (77364 us) wall time
post-optimizing...
post-optimizing took 0'00" (235406 us) wall time
creating text HHBC files...
creating text HHBC files took 0'00" (336390 us) wall time
saving code errors...
all files saved in output ...
running hphp took 0'01" (1534312 us) wall time

バイトコード命令列は、output/php/hello.hh.hhbc.txt というファイルで確認できます。

$ cat output/php/hello.hh.hhbc.txt
Hash: d0a26e8a84df8ca12d0dbd66cf23122c

Pseudo-main at 0 (ID 0)
  // line 2
    0: String "Hello, world!\n"
    5: Print
    6: PopC
    7: Int 1
   16: RetC
Pseudo-main at 0 (ID 0)

なお、バイトコード命令の仕様は、ドキュメントとしては以下に書かれています。

プログラムソースコード上は、以下のファイルに実装されているようです。ExecutionContext::iopString 等が各バイトコード命令の実装になっています。