PHPerKaigi 2019 に参加しました
昨年に引き続き、PHPerKaigi 2019 に参加しました。会場も昨年と同じく、練馬区立区民・産業プラザ の Coconeri ホールでした。
phperkaigi.jp
3 月 29 日 (金) から 3 月 31 日 (日) まで 3 日間にわたって開催される技術カンファレンスです*1。参加者同士のコミュニケーションを重視するという趣旨のもと、通常のトークセッションのほかにもさまざまな楽しい企画が用意されていました。私は残念ながら土曜日は参加できなかったのですが、金曜日の前夜祭と日曜日に参加しました。聴講した発表からいくつかピックアップして報告します。
PHP で JVM に入門する
めもりー (@m3m0r7) さんによる発表で、PHP で Java の実行系を実装するという内容でした。私はこのような話が大好きなので、事前に JVM の仕様書 を確認するなど、少し予習をしたうえで参加しました*2。そういった事情もあって発表内容は分かりやすくすんなりと理解できました。今回の発表では、仕様に沿ってクラスファイルを PHP で読み込むところまでの説明が中心でしたが、最後のスライドで予告めいた内容があったように、その先の話もどこか別の機会に伺いたいですね。
PHP を学ぶということ
「出張版 PHP 勉強会」の中での @shizuhiko さんによる発表でした。PHP 勉強会は毎月末に開催されている勉強会で、2005 年から続いているようです。私がこのようなカンファレンス、勉強会といった集まりに参加するようになった原点ともいえるのが PHP 勉強会で、ときどき発表もさせてもらいつつ継続的に参加させてもらっています。と言いつつ昨年頃から仕事の都合などで参加できない状況が続いていたので、「出張版」ではありましたがこの機会に久しぶりに参加させてもらいました。
発表は PHP を学ぶ技術者に向けて方向性を示す内容でした。中年エンジニアである私などは発表の本来のターゲットではなかったと思いますが、自分自身が子供の頃にプログラミングを覚えてきた経験と比較すると、今は「何が動けば楽しいと思えるか」というベースラインが昔とは違ってしまっているようにも思え*3、そういうところが難しいのかもしれないなぁなどと思いを巡らせながら聞かせていただきました。